Barchie’s様との出会いと
Dualの2機種
実はFumi Soundを始動してから何度かBarchie’s 様に遊びに行かせていただでいておりました。
千葉様との出会いは10年以上前になりますが、私が上京してきた際に千葉様から購入したわけではないFenderCS Jazz Bassのサウンドについてのご相談と調整していただきまして、本当に親身に接してくださいました。
こんなに親切にしてくださる方がいるのかと感動したのを今でも覚えております。
そこから時間が経ち、Barchie’s様にお邪魔させていただき千葉様、齋藤様には、現在ただの一個人ビルダーである私にも本当に親身にお言葉をかけてくださいました。
そんな中で千葉様から「あんな感じの歪が欲しいんだよね」とお言葉を頂いておりました。この段階ではまだ回路構想ができていなくまだ未開発。
その後、ベーシストTatsu様からのご依頼でカスタムオーダー「HDB」の開発がスタート。Tatsu様とは何度もお会いしており、お互いのサウンド指向を理解できているからこそですが、開発に「協力していただいた」といっても過言ではありません。
しかし、Fumi Soundではコピー回路は作りませんので一からの回路開発になります。
「あんな感じの歪」を頭に入れつつ、デザインに入っていきました。
大変長い期間をTatsu様とのやり取りと開発にかけ、原型が出来上がり幾度かのサウンドチェック後にカスタムオーダー「HDB」が完成。
「HDB」のタッチにしっかりと反応するドライブサウンドイメージは崩さずに、より幅広いユーザーニーズに応えられるよう操作性も一新できないだろうかと埼玉のポングさんの所で、そこからもどんどんとブラッシュアップ。
Dual Hookの方も設計が開始しておりましたのでこちらも新機能も合わせて設計を開始していきます。
「Dual Hook」「Dual Driver」の原型完成。
その後、初期型ともいえる「Daul Hook」と「Dual Driver」をBarchie’s 様においていただきたく店舗にお邪魔させていただきました。
千葉様からの客観性と広い視点でのアドバイスを頂き、再ブラッシュアップを決意。
サウンドについてもより深みを増し、現在の形となりました。
今回の両製品はBarchie’s様からのアドバイスがあったからこそ、この形になり完成したといっても過言ではありません。
この場をお借りいたしましてBarchie’s 千葉様 齋藤様、HDBをカスタムオーダー頂きましたTatsu様、いつもブラッシュアップに協力していただいていますポングさんにお礼申し上げます。
オリジナルなサウンドって、実は一人で作ることはかなり難しいです。
信頼できる方からのご協力あってこそのFumi Soundなんだと改めて感じた今回の製品開発でしたし、一人では追い込めなかったであろうところまで追い込めた自信作でもあります。
是非、Guitar Shop Barchie’s様で弾いてみてください!!!