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Dual Hookができるまで その4

その後、時間を見つけては実際の回路に落とし込みながら、更に気持ち良く弾ける動作をするようにつめていく作業をしていきます。

2ノブでベーストレブルにミドルが連動。NF(不帰還)がかかっていないEQでそんな動作をする、どう回しても破綻しない。


「そんなアホなことできるかい!」


と心で思ってしまいますが、情熱があればできるもんです。

この当たりの細かい設計はまた今度違う流れでお話させていただきます。


その後は忙しくなってしまい、店舗に行くことはほとんど無くなってしまっていました。

その時期でしょうか。ポングさんとあるきっかけで再度連絡を取り合うようになります。







それは、ご葬儀から。(告別式だったでしょうか。。。)

ポングさんから話しかけていただいて、その夜に妻と三人でお食事して再度交流が始まりました。

ここから「Hooker」の開発がどんどんと加速していきます。

互いに意見を出し合いながら、「面白いもの作ってやろう!」となって楽しさが加速!

夜も寝ずに回路を弄り回す日々がまた到来です。楽しくなるとやっちゃうんだなー。





自宅から埼玉まで片道2時間強です。

でも、楽しくて月一回は足を運んでしまう。そんな場所であり、そんなお方です。

そんなポングさんが3/11に「ポングのベース教室」を始められました。

私は数年にわたり少なくとも2か月に一回はポングさんとお会いしています。

彼が自分自身を研究材料として、悩み、積み重ね、知識をどん欲に吸収していく姿をリアルタイムで見てきています。

そんな私だからこそ言えます。


  • めっちゃおすすめ!

  • あのレッスンができるのはポングさんだけ!

  • 移動時間なんて忘れるほど面白い!

  • とにかく一回はいってみて!


レッスンが少しでも気になっている方はすぐにでもHPをチェックしてみてください。

様々な知見があり、あのレッスン内容は他の方からは絶対得られません。

ベースを弾くことが楽しくなること間違いなしです。

HPはこちら



話を戻します。

そこから様々な方面から改めて二人で実験を繰り返していきました。

周波数帯域の細かな設定やS.S.Modeの新しい設定、ヘッドアンプの改良など。

ほぼ作り替えたといっても過言ではありません。


A/Bテストも初期にはやっておりましたが、段々とやらなくなります。

「Hooker」としての美味しさを追求し始めました。

ほぼほぼ最終形態になった時、ポングさんが嬉しそうな顔で


「これからはこっちを使う!」

「よくここまで来たよな!」

「まさにこれが欲しかった!」


これは忘れられません。

私は本物の回路図は知りませんし、正直知りたくありません。私が心から尊敬するお二人が作り上げたオリジナルですから。

回路修理や同系統のサウンドで作ってほしいと、お問い合わせがたまに来ますがすべてお断りさせていただいております。それがご本人とご家族が選んだことですので。


ベース本体の配線修理や組み換え、ポットの代替品のご案内、ペダルのトグル&フットスイッチ、配線修理などはさせていただいております。


サウンドについては両方お持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、全然違うと思います。




これで実験していた

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